美濃市は、2014年11月26日にユネスコの無形文化遺産登録として認定された美濃和紙の産地で、1300年前の昔より里山の家々で漉かれてきた高い紙すきの技術を持つことで有名である。江戸時代には、幕府の保護の下、和紙の特産地として育成され、紙問屋など多くの豪商が生まれた。そして、その富の象徴として建てられた豪邸を火災から守るための手段として、家々の屋根にはうだつが設けられるようになった。

うだつの町並み2 うだつの町並み3

旧今井家住宅(市指定文化財)

江戸時代の豪商たちが富と粋を競った、うだつの軒飾りの中でも今井家は、最も古い形式を残しており、江戸中期に建てられ明治初期に増築されたと言われている。

中庭にある水琴窟は琴のような涼やかな音色が楽しめる。
開館時間:9:00~16:30(4月~9月)、9:00~16:00(10月~3月)
休館日:火曜日(12~2月)、祝日の翌日、年末年始 入館料:300円

旧今井家住宅帳場 旧今井家住宅中庭の水琴窟

小坂家住宅(国指定重要文化財)

江戸時代からの造り酒屋で、三本うだつをあげた美しい起り屋根は他に比べるものがない見事さである。鬼瓦がない軒飾りは小坂家のみで、上方風の伝統を生かした美しいむくり屋根が見ものである。酒の販売はしているが、飲酒はできない。

小坂家住宅内部

蕎麦屋 まる伍

古い街並みの中にある蕎麦屋。桜えびの小かき揚げと十割そばが人気。

まる伍の蕎麦

大矢田神社

創建は紀元前3世紀ごろと言われ、江戸時代に再建された本殿と拝殿は国指定重要文化財である。付近には大矢田もみじ谷と呼ばれる国指定天然記念物のヤマモミジの自然林があり、紅葉の名所となっている。 また、春、秋の例祭には五穀豊穣を祈願する「ひんここ祭り」が行われる。

本殿への階段は、かなり急で息が弾む。

大矢田神社 鳥居 大矢田神社 楼門

美濃和紙あかりアート館

毎年10月、美濃和紙を使った灯りをうだつの上がる町並みに展示する、秋の夜の風物詩「美濃和紙あかりアート展」。美濃和紙あかりアート館では、このイベントを再現。数多くの作品が鑑賞できる。

1階にはミュージアムショップもあり、和紙のあかりアート製品の購入が可能。
開館時間:9:00~16:30(4月~9月)、9:00~16:00(10月~3月)  入館料:200円(1階は無料)

美濃和紙あかりアート館 外観
美濃和紙あかりアート館展示 美濃和紙あかりアート館ショップ

川湊灯台

江戸時代に造られた上有知(こうずち)港の船の安全と水の守護神、住吉神社の献灯を兼ねて奉祀された灯台で、金森長近が長良川の舟運を利用した物流の拠点としての川湊を開き美濃の町づくりをした。

上有知湊(川湊灯台)

美濃橋

現存する日本最古の近代吊り橋。大正5年(1916年)に竣工。支間116mは、建築当時日本最大級で歴史的価値の高い近代建造物。

美濃橋

旧名鉄美濃駅

平成11年まで営業していた旧名鉄美濃町線の駅舎を整備。美濃町線を走っていた 「モ512号」「モ601号」「モ593号」等が展示されている。
開館時間:9:00~17:00(4月~9月)、9:00~16:30(10月~3月)
休業日:火曜日、年末年始(12/29~1/3)

旧名鉄美濃駅1 旧名鉄美濃駅2

和紙の里会館

1994年に美濃市の北西部に建てられ、美濃和紙の伝統を守り、更なる振興を図ることを目的としている。

ここでは、職人が使う本物の道具を用い、天然の原料を使ったこだわりの紙漉き体験ができる。販売コーナーでは、和紙で作った靴下も販売されている。

紙漉き体験 美濃判コース(500円)、落水コース(500円)、はがきコース(500円)

開館時間:9:00~17:00 休館日:火曜日、祝日の翌日、年末年始(12/29~1/3)
入館料:大人500円、小中学生250円 アクセス:美濃市駅よりバス便がるが、本数が少なく「乗合くん」の利用がお薦めである。

美濃和紙の里会館
美濃和紙の里会館紙漉き体験場 和紙のもと

州原神社

奈良時代に越前の名僧泰澄大師によって創建されたと伝えられており、白山神社の前宮で古くから白山信仰の対象であった。江戸時代に築造された壮麗な社殿は有名である。

長良川に浮かぶ神の岩を白山にみたてた参道が川に向かって続いており、翡翠色の川面に映る景色がすばらしい。

州原神社 州原神社付近 神の岩

道の駅 美濃にわか茶屋

農産物、特産品の販売、レストランがあり、なかでも「鮎のひつまぶし」は人気がある。また、レンタサイクルショップがあり、普通自転車は1台200円で借りることができる。
営業時間:9:00~18:00

道の駅 美濃にわか茶屋

観光地詳細情報

・「のり愛くん」について
美濃市が運営している市内移動のための公共交通機関で、車両はタクシー、電話での事前予約が必要、同じ方面、同じ時間帯の方との乗り合わせとなっている。利用料金は300円 予約センター:0575-33-1231  受付時間:8:00~17:30
・川湊灯台付近には、緑風荘があるが、団体の予約の受付はしているが、一般のレストランは営業していない。
・美濃和紙の里会館には、留学生で体験学習に訪れる外国人は多いが、観光目的での訪問はまだ少ないようである。

みちくさ館

新鮮野菜、曽代柿、和紙及び竹細工などの特産品を販売している。
営業時間:9:00~16:30 定休日:木曜日

アクセス
(1)名鉄名古屋-新鵜沼-鵜沼-美濃太田-美濃市(名古屋鉄道、JR高山線、長良川鉄道利用)
名古屋-岐阜-美濃太田-美濃市(JR東海道本線、JR高山線、長良川鉄道)
所要時間:最速1時間41分 片道1,440円
(2)名古屋-岐阜-美濃市駅(JR東海道本線、岐阜バス)
所要時間:最速1時間28分 片道1,360円
モデルコース
名古屋(9:07)-岐阜(9:28)、JR岐阜(9:42)-美濃市駅(10:35)
美濃市駅→美濃和紙の里会館→川湊灯台(昼食)→美濃和紙あかりアート館→旧今井家住宅→小坂家→旧名鉄美濃駅→美濃市駅
*美濃和紙の里会館は美濃市駅より約8kmにあるため、「のり愛くん」の利用がお薦めである。
美濃市駅(15:30)-JR岐阜(16:27)、岐阜(16:38)-名古屋(16:58)

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